◆ 熊野古道「伊勢路：風伝峠コース」
伊勢路は、イザナミノミコトの墓所と伝わる花の窟のある有馬で、そのまま浜伝いに新宮に向かう「浜街道（巡礼道）」と、内陸に入り本宮へ向かう「本宮道」との分かれます。
風伝峠（ふうでんとうげ）コースは、「本宮道」の一部。御浜町と熊野市（旧紀和町）の境界をなす風伝峠を越える道です。
風伝とは風顛（ふうてん）の当て字で、風のよく通る場所を意味し、熊野市側で発生した霧が峠を越えて御浜町側の麓の尾呂志（おろし）に吹き下ろす風伝颪（ふうでんおろし）は有名。尾呂志という地名も風伝颪から来たものと思われます。
風伝おろしの動画
なお右のコースタイムの所要時間には休憩時間・見学時間・参拝時間などは含んでおりませんので、その点はご注意ください。
熊野古道「伊勢路：風伝峠コース（いっぽいっぽバス停 → 後地バス停）」
● いっぽいっぽバス停 → 風伝峠 → 後地バス停（約１時間30分コース）
いっぽいっぽバス停 → 県道合流点 → 風伝峠 → 後地バス停
※アクセス
名古屋駅からJR紀勢本線、特急にて熊野市駅へ。瀞流荘行きバスで約30分いっぽいっぽバス停下車。
｜東紀州の宿泊施設｜
◆ 参考文献
観光案内所などに置かれている熊野古道のガイドマップ
宇江敏勝監修『熊野古道を歩く (歩く旅シリーズ)』山と渓谷社
| 熊野古道：伊勢路 風伝峠コース コースタイム |
| (約3.6km；約1時間30分) |
・いっぽいっぽバス停 東紀州での宿泊については、 |
| ■「伊勢路」レポートのあるサイト ● Shimotsuma's Homepage ◎「熊野古道・伊勢路、大辺路」見聞記録 |
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（てつ）
2008.12.19 UP