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◆ 飛鳥神社(あすかじんじゃ)  三重県尾鷲市曽根町610


海のすぐ近くにある巨木の森

飛鳥神社

 賀田湾の海に面して小さな森があります。

飛鳥神社

 この森が飛鳥神社。和歌山県新宮市にある阿須賀神社の末社であったようです。

飛鳥神社

 鳥居をくぐるとスギとクスノキの巨木が迎えてくれます。面積は小さいですが、じつに見事な森です。

飛鳥神社

 珍しい、丸い石で積まれた石垣。

飛鳥神社

 飛鳥神社は、江戸時代には飛鳥明神社と呼ばれていました。
 『紀伊続風土記』の曽根浦の条には以下のようにあります(口語訳てつ)。  

飛鳥明神社  表行1丈3尺  境内森周3町10間
村中の磯辺にある。賀田村・曽根浦・古江浦・梶賀浦の4浦の産土神である。寛文15年の棟札に「此宮仁無年歴代々□(※てへん+交※)見来者七百余古宮也」とある。末社2社、大政所・小政所という。

 「寛文15年」というのはないので、「寛永15年(1638年)」の間違えのようです。

飛鳥神社

 拝殿手前にあるクスノキは神門の上にかぶさり海に向かって枝を伸ばしています。

飛鳥神社

 枝の伸びる先は賀田湾の入り江。本当にすぐそばに海があります。

三重県下第3位の巨木

 巨木が何本も生えている飛鳥神社の森ですが、最も大きい木は境内の外側の道路を左に回った裏手に生えています。

飛鳥神社

くすのき

飛鳥神社境内には、クス・スギの巨木やシマクロキ・バクチノキ・ムクロジ等の亜熱帯性と温帯性の植物が混生しています。
なかでもクスは樹齢も1000年以上、幹回り11.5メートル、高さ30メートルにもおよび平成元年「緑の国勢調査」では、三重県下第3位に選ばれています。また境内の樹叢は、県天然記念物に指定されており学術的な価値が高く、社会教育・生涯学習活動の場としても広く活用されています。

尾鷲市

 看板があって、そのすぐ横に飛鳥神社で最も大きい木が生えています。

飛鳥神社

飛鳥神社

 これが三重県下第3位の巨木。

 ちなみに第1位は引作の大楠、第2位は水屋の大楠(三重県松阪市飯高町赤桶)。

 ◆ 参考文献

紀伊続風土記 』臨川書店

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(てつ、写真はてつ&そま)

2012.8.23 UP
2013.7.30 更新

 

 


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