■ 熊野古道 九十九王子

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◆ 浜王子(はまおうじ)  和歌山県新宮市熊野地5158-2


王子ヶ浜近くにある王子

 和歌山県新宮市熊野地にある王子神社
 この王子神社が、かつての浜王子
 阿須賀神社から高野坂(こやのざか)へ向かう途中、王子ヶ浜に面した古道沿いにあります。

王子神社(浜王子)

王子神社(浜王子)

 案内板には下記のように書いてありました。

   和歌山県指定文化財
    史跡 浜王子跡
     指定年月日 昭和三十四年一月八日

 王子ヶ浜に近い当神社が浜王子跡で、祭神は稲飯命と三毛入野命である。
 神武東征のみぎり、海神の怒りをしずめるため、この二人の命が海中に身を投じた神話によるといわれる。古来から海の神を祀る海浜の宮であったと思われるが、熊野信仰の発展とともに、熊野神の御子神を祀る王子社として知られるようになった。
 古代の王子社としての記録はないが、文明五年(1473)の『九十九王子記』には「浜王子」と記されているのが初見。元亨二年(1322)、武蔵国豊島郷の領主豊島近太夫景村が、当社の分霊を自領の飛鳥山に移し祀ったともいう。
 海辺の熊野参詣道の成立や古道としてのルート、性格を考えるうえで貴重である。
   平成三年一月五日

和歌山県教育委員会
新宮市教育委員会

王子神社(浜王子)

 明治12年(1879年)に阿須賀神社に合祀されましたが、大正15年(1926年)に復社しました。
 王子神社は、戦前までは松林に囲まれた広い社地を有していましたが、今日では住宅地に囲まれたこじんまりとした神社になっています。

 次の王子は、佐野王子。浜王子から佐野王子までの熊野古道歩きレポートはこちら

 東京都北区にある王子神社は、この浜王子から勧請されたようです。

 ◆ 参考文献

加藤隆久 編『熊野三山信仰事典』戎光祥出版
西口勇『くまの九十九王子をゆく 第二部 中辺路・大辺路・小辺路編―田辺・高野から那智・新宮へ―』燃焼社

 

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(てつ)

2008.11.29 UP

 

 

 

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