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◆ 八咫の火祭り(やたのひまつり)


<2005.8.27>和歌山県田辺市本宮町で「八咫の火祭り」が行われました。市町村合併後、初の「八咫の火祭り」です。午後6:30に熊野本宮大社を出発した平安衣裳(壷装束)の女性、山伏姿の人々、平安衣装(白張)の時代行列と炎の神輿は熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)へむけて出発しました。

法螺貝を持って大斎原に到着した山伏姿の人々。約250本の和ろうそくの立つ御幸道を歩く時代行列の人々の姿は、平安時代の熊野詣への想像力をかきたてられます。

地元の子供達の絵が描れた灯籠に囲まれた大斎原で、八咫の火祭り出演者や時代行列参加者、関係者の方々が、祝詞奏上後に神職さんのお祓いを受けます。

白張の平安衣装の人々も整列し、2基の石祠の前でお祓いを受けました。手前の鉄製の炎の神輿は彫刻家の吉田穂積氏の創作です。

午後7時からは白浜出身の歌手・古家学さんのミニコンサートがありました。「♪敬語はいらない和歌山弁♪人の上に人は作らず♪人の下に人を作らず《皆平等》♪テキラYhoo!You're!Yhoo!ユワイラヨ!Yhoo!You're!Yhoo!〜♪」というサビのノリのよさも耳に残る、人気の和歌山弁ラップ「Yhoo! You’re! Yhoo!」のREMIXバージョン「FUNK WAKAYAMA」やサッカー日本代表チームの応援歌「八咫烏ROCK」等、和歌山を歌った楽しい曲が盛り沢山でした。 コンサートの後は地元の和太鼓集団・奥熊野太鼓の演奏です。「天・地・人」と書かれた幕を背景に、約30分間、迫力ある3尺5寸の宮太鼓2基と小太鼓等が打ち鳴らされました。

太鼓の後はおなじみ「熊野八咫踊り」です。「や〜た〜のまっつっりっ♪や〜た〜のまっつっりっ♪」という歌に合わせて炎の神輿を囲んで踊る人々は徐々に増えて、奥熊野太鼓の演奏に合わせて楽しそうに盛り上がっていました。 踊りの後は奥熊野太鼓メンバーの誘導により、旧社地横の河原に移動して祭りラストの「八咫花火」の打ち上げです。
熊野川の上を雲のない満天の星空に向けて、八咫花火が次々と打ち上げられました。 どーん、どどーんと山々に反響する花火の爆音も大迫力で星空を焦がし、火祭りは終了しました。

参照:「熊野那智大社例大祭諸行事案内」

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