■ 熊野の説話

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◆ 小広峠、千匹狼


 熊野古道中辺路(なかへち)」の小広王子跡がある小広峠(こびろとうげ)。
 小広峠の名前の由来は、

 昔は昼なお暗い山道で、野獣や魔物が現れる不気味な場所であったが、それらから旅人や村人を守ってくれる狼の群れがいたという。そこから「吼比狼(こびろう)峠」と呼ばれるようになり、「小広峠」となった。

 ということです。
 また、

 昔は、この峠の周りの山々で、夜中に狼がいっせいに吼えたてることがあり、土地の人たちはこれを千匹狼と呼び、これは狼が吉野の山上ケ岳へ参るために勢ぞろいしているのだといわれた。

 狼は、ススキの穂1本あればその身を隠すといわれ、その神速、忍耐強さ、堂々たる姿などから「山の神さん」として敬われていました。

(てつ)

2013.10.29 UP

 ◆ 参考文献

くまの文庫2『熊野中辺路 伝説(上)』熊野中辺路刊行会

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■五体王子
 熊野九十九王子中、とくに格式が高いとして崇敬されてきた王子をという。

■熊野九十九王子
 熊野詣の公式ルートである紀路・中辺路の道筋に集中的にあ設けられた神祠を王子と呼ぶ。
 道中最初の王子「窪津王子」は、紀伊路の出発点、淀川河口付近、大阪市天満橋の辺りにあり、そこから片道300kmに及ぶ紀路・中辺路の道中、熊野三山に至るまでおよそ100の王子が祀られており、それらの王子をまとめて「熊野九十九王子」と呼ぶ。
  詳しくは、「
熊野古道とは何?などをご参照ください。

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