御事績(神社御由緒書きより)
熊野加武呂命 別の御名 伊弉冉尊 悉くに萬物を生み給う神にして国土経営に神功を建てられた本地垂迹説に依り、朝に現世安穏を祈り夕に来世を極楽を祈り中世仏教習合した為熊野大権現の呼名も高く熊野詣での信仰厚き神なり
伊太祁曽命 別の御名 五十猛命 素盞鳴尊の御子にして気性武く強く樹の種を国々に分布し植林せしめ有功の神で紀伊の国に祀られ木の神、植林の神と尊信厚き神なり
たかおかみの神 別の御名 貴船の神 木船の神 水事を主宰し農業を以て唯一としている我国の上代に於て雨を降らせ氷雨を止め祀中祈雨止雨に霊験ある神水を司り五穀豊穣を祈願し木の森の神と豊漁の守護神と尊称せらる神なり
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