■ 熊野の説話

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◆ 熊野の地主神、麁乱神


 『諸山縁起』より。役小角が発心門で出会った老人から聞いた話。

 熊野の地主神麁乱神(そらんしん? そらんじん?)は、熊野権現が来臨したため、居場所を失った。
 そこで麁乱神は発心門滝尻・切目に出没して、熊野から帰る参詣者の生気を奪い取ろうとしている。
 それを防ぐには顔の左右に檀香や大豆香の粉をつけるといい。これは南岳大師慧思(えし。中国天台の第二祖)の弟子一深仙人伝来の秘法。
 この他、梛の葉や松の木にも麁乱神をさける力がある。

 滝尻の上は諸仏諸神が長く住んでいる土地なので、 麁乱神は現われない。滝尻でこれらの諸仏諸神に毎日1度供物を供えれば善生を得ることができるという。

 熊野の参詣者は、本宮で梛の葉と牛王と大豆粉を授けられて進発しました。

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(てつ)

2010.2.1 UP

 ◆ 参考文献

宮家準『熊野修験』 (日本歴史叢書48)吉川弘文堂

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