■ 旧てつ日記

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◆ み熊野ねっとについて(LinkClubNewsletter2005年8月号掲載記事より転載)


 私どもが利用しているレンタルサーバー、リンククラブ が毎月、会員向けに発行している小冊子「Link Club Newsletter(リンククラブニューズレター)」。
 ページ数は少ないけれども、とても内容の充実した冊子で、毎号、とても楽しく読んでいるのですが、とてもありがたいことに、その2005年8月号の「L.H.Sユーザー 今月の注目サイト」というコーナーで、み熊野ねっとを紹介していただきました。

 私がみ熊野ねっとについて思っていることなどを答えていますので、その掲載された記事をここで紹介させていただきます。よろしかったらお読みください。


み熊野ねっと
http://www.mikumano.net/

世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。その和歌山県熊野地方の歴史や文化、観光名所など、熊野の魅力を届けてくれるサイトです。熊野本宮大社のある本宮町に住む管理人のてつさんにお話を伺いました。

サイトをつくったきっかけ・ドメインの由来

 私ども夫婦が関東地方から移住してきた10年ほど前は、熊野が世界の宝となりうるほど価値のある場所なのだということを地元の人たちもあまり理解していなかったように思います。熊野内外の人に熊野の価値を伝えたくなってサイトを作るようになりました。

 当初は違うプロバイダーを利用し、サイト名も異なるものでしたが、容量が足りなくなり、サイト名とドメインを同じものにしたくなったので、値段が安く容量も十分あり、安心感のある「リンククラブ」を利用することにしました。「み熊野」とは、熊野地方の美称です。「.net」にしたのは、このサイトが熊野好きな人とのネットワークを築き、みんなの拠点になりたいという願いを込めています。

サイトのみどころとこだわりのポイント

 かつては上皇や貴族、武士から庶民に至るまで、おびただしい人々が熊野を詣でました。日本中の人々が憧憬を抱く特別な聖なる土地だったのです。熊野に関連する説話や歌、観光名所の紹介などをしていますが、特に力を入れているのが説話と歌。熊野は『平家物語』や『新古今和歌集』など多くの古典文学に登場します。それだけに古文の現代語訳にはこだわっています。ある程度の分量に挑み、中でも『小栗判官』や『弁慶物語』などの全文現代語訳は希少価値のあるコンテンツでしょう。古典に登場する熊野を紹介することで、熊野の文化的・歴史的な価値の高さを伝えたいと思っています。

活用しているL.H.Sの機能と気をつけていること

 投稿コーナーがあるためメールアドレスを公開していますが、公開してしばらくするとスパムメールが増えます。そんなとき、簡単にメールアドレスを削除したり新たに作ったりすることができるので、リンクメールは重宝しています。無料機能ダウンロードからは、登録型検索エンジンサイトを利用し、登録型のリンク集を2つ作りました。リンクログは、更新履歴をつけるのに利用しています。日付や時刻が自動で入るので便利です。

 注意点は、ページ数が多いのでトップページにサイトマップを置いたり、サイト内リンクをこまめにしたりして、各ページへの入り口を増やしていること。パッと見てどのコーナーにいるのかわかるように「熊野の説話」「熊野の歌」などの各コーナーごとにページの背景色を変えています。また、どこが更新されているのかすぐにわかるように更新履歴をトップページに載せています。

開設して嬉しかったことと今後の予定

 誉められたり、ファンメールをもらったりすると嬉しいですね。熊野に関心を寄せる人たちの間では一目置かれるサイトになっているようで、ありがたいことです。

 ゆくゆくは古典文学の全集に収められている、熊野に関連する説話や歌などをすべて紹介し、古典文学以外にも様々な角度から熊野をご紹介していきたいです。熊野を知るためのきっかけに私どものサイトがなれたら幸いです。


LinkClubNewsletter2005年8月号掲載記事より転載

(てつ)

2005.7.23 UP

リンククラブのレンタルサーバーは6年ほど利用しました。
現在はさくらのレンタルサーバーを利用しています。
(てつ 2009.3.8 記)

 

 

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