新宮の神倉神社で毎年2月6日に行なわれる、勇壮な火祭り「お燈祭り(おとうまつり)」。お燈祭りに参加することを「上る(のぼる)」といい、祭りの参加者を「上り子(のぼりこ)」といいます。
上り子が祭りの当日にお参りする場所をたどります。
新宮までは鉄道や高速バスで。あるいはお車で。
1泊2日。1日目に新宮をめぐり、新宮で宿泊。2日めに帰途につく。
1日目
JR新宮駅
↓ 徒歩10分
阿須賀神社
↓ 徒歩20分
熊野速玉大社
↓ 徒歩15分
神倉神社
↓ 徒歩15分
JR新宮駅
新宮で宿泊
2日め
新宮で徐福公園・浮島の森・丹鶴城跡などをめぐった後、帰途につく
- 阿須賀神社(和歌山県新宮市阿須賀)
背後の円錐形をした神奈備山を御神体とします。その神奈備山の名は蓬莱山。境内摂社に徐福の宮、阿須賀稲荷神社。阿須賀稲荷神社は古くは三狐神(みけつかみ)を祀っていたようです。奈良県十津川村の玉置神社の『玉置山権現縁起』に、三狐神は「天狐・地狐・人狐」で熊野新宮の飛鳥(=阿須賀)を本拠とし、その本地は極秘の口伝であると記されています。
- 熊野速玉大社(和歌山県新宮市新宮)
熊野三山のひとつ。神倉神社が元宮だとされます。
- 神倉神社(和歌山県新宮市神倉)
熊野の神が熊野において最初に降臨した場所。そのため神倉神社は熊野根本大権現とも呼ばれました。お燈祭りは新宮人の誇り。源頼朝寄進と伝わる鎌倉積みの石段と、ゴトビキ岩がすごい。
1日めに余裕があれば勝浦まで行き、勝浦に宿泊し、2日め、那智を訪れてもよいでしょう。
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(てつ)
2009.5.18 UP
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