熊野神社

福島県喜多方市熊倉町熊倉字大門859付近（詳細番地不明）

熊倉宿は米沢街道の若松よりの２つ目の宿場であった。
熊野神社は熊倉宿の東方、大塩川の近くに鎮座している。

草の生えた参道を進むと、「熊野神社」の社号標、奥には木製の両部鳥居がある。

その奥、木々に囲まれ社殿がある。
境内には文化八年の銘がある庚申塔が立てられている。

郷社鹿嶋神社は、熊倉宿の中心部に鎮座している。
鹿嶋神社の拝殿の扁額には、鹿嶋神社の他、諏訪神社、熊野神社の社名が記されている。
明治期の神社合祀の際、熊野神社は鹿嶋神社に合祀されたのでは。

祭神　　 素盞男命

由緒　　草創不詳、今は藤城氏の私有。

（祭神、由緒は「喜多方市史８」参照）