熊野神社

福島県郡山市熱海町中山字城の脇112

中山宿は二本松街道の難所の１つ楊枝峠（中山峠：標高691m）を控えていた為、
旅館や茶屋が建ち並び賑わっていたとされます。
戊辰戦争時には激戦地となり宿場内の建物の大半が 兵火により焼失し昔の面影は見られない。

中山宿駅より東に進む。
町並みの先のガソリンスタンドより北に入ると林に囲まれ熊野神社は鎮座している。

鳥居をくぐると狛犬、その先に手水石があり冬にもかかわらず水が絶えない。
拝殿の左に境内社の石祠が祀られ、その奥に神輿倉がある。

境内社　　　　

境内社は湯殿山神社、米ノ倉神社、皇大神社、紀伊宮神社、稲荷神社などである。
その他境内には石仏、石碑、石塔、祠が散在している。

拝殿は入母屋、金属板葺、桁行３間、梁間３間、１間向拝付であり
木鼻、頭貫にこまかい彫刻が見られる。

御祭神　不詳

由緒　　不詳
中山宿の鎮守である。