松塚神社

福島県須賀川市松塚3-1

国道118号線の松塚バス停と割石バス停の中間あたりに神社への入口がある。
その先に、社号標と半壊した鳥居があり、周囲には「湯殿山」の石碑がある。

石段を登った先、一段高い場所に社殿が鎮座。
周囲に境内社の祠、石灯籠が散在している。
中には寛政年間（1789−1801）の銘がある石灯籠もある。

拝殿には細かな彫り物がなされている。
この神社は昭文社の道路地図では「熊野神社」と表示されているが、
ゼンリンの住宅地図では「松塚神社」と表示されている。由緒を調べて納得した。

御祭神　伊弉諾尊
　　　　伊弉册尊
　　　　　櫛御氣奴命
　　　　　　　　（以上熊野宮の祭神）
　　　　武甕槌命
　　　　経津主命
　　　　　　　　（以上鹿嶋宮の祭神）

由緒　　不詳
旧村社の熊野神社と鹿嶋神社の合祀にして、明治四十年五月合祀の許可を得、
明治四十一年三月社号を松塚神社に改称す。

（祭神、由緒は「岩瀬郡誌」参照）

村社　熊野宮は松塚字坂井に、村社　鹿嶋宮は松塚字発米に鎮座していたが、
合祀の際、現在地の松塚字矢場瀬に遷宮した。

（「岩瀬　須賀川神社誌」参照）

境内社