佐藤春夫(さとう はるお) 和歌山県新宮市出身
佐藤春夫(さとう はるおは熊野出身の詩人・作家。大正から昭和にかけての文豪。
1892年(明治25年)4月9日、和歌山県新宮市船町に生まれる。
1918年(大正7年)、谷崎潤一郎の推薦により文壇にデビュー。
1960年(昭和35年)、第20回文化勲章を受賞、新宮市の初代名誉市民となる。
1964年(昭和39年)5月6日、「1週間自叙伝」というラジオ番組を自宅で録音中、「私は幸いにして…」という言葉を発した直後心筋梗塞を起こし急逝。享年72才。
佐藤春夫の雅号は「能火野人」。これは熊野人を意味します。佐藤春夫の熊野について書かれたエッセイなどは郷土愛にあふれています。
上の写真は熊野速玉大社の境内にある佐藤春夫記念館。
(てつ)
2010.3.5 UP
2020.10.24 更新