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追儺式(ついなしき)

熊野本宮大社の追儺式

2月3日の節分の日、熊野本宮大社拝殿の「黎明殿」で午後4時から厄払いの伝統行事「追儺式(ついなしき)」が斎行されました。拝殿で祝詞奏上・玉串奉納等の神事が行われた後、2人の神職さん扮する鬼を追いながら神職さん、巫女さん、厄年の氏子さん達約30人が拝殿の回廊を3周し境内に向かって「鬼は~外、福は~内!」と言いながら豆をまきました。

黎明殿を3周し終えた神職さん、巫女さん、厄年の氏子さん達たちが再度「鬼は~外、福は~内!」と言いながら拝殿正面から豆をまき、宮司さんが弓の準備をされます。

豆まきのあとは、「弓矢の儀」です。宮司さんが矢を放つと、神職さんたち扮する鬼たちは退散して行きました。

最後に餅まきがあり、拝殿後方から紅白のお餅とお菓子などがまかれ、本殿前で構えていた氏子さんや町内の方々が、大人も子供も競って餅拾いに興じていました。

(そま)

2003.2.3 UP
2023.8.17 更新

参考文献