山々が重なり合う熊野
「熊野三千六百峰」という言葉があります。3600という数はもちろん実際の数ではなく、山々が重なり合っているさまを表しています。熊野は山だらけ。熊野にあるのは海と山と、空。
熊野の最高峰は大塔山(おおとうさん)。1123m。『紀伊続風土記』に「古より今にいたりて其の頂を極めたるものなし」とあり、魔性の棲む山として恐れられていた山です。
(てつ)
2010.4.23 UP
2015.3.1 更新
参考文献
- 田辺商工会議所『熊野地域文化検定テキストブック』