瀧本の四十七滝のひとつ
熊野川町瀧本(たきもと)にある落差10mほどの直瀑。
瀧本は「那智の四十八滝、瀧本の四十七滝」といわれるほどに滝が多いことで知られる所です。
国道168号から県道44号「那智勝浦熊野川線」に入り、瀧本まで。
小口(こぐち)を過ぎてからの瀧本までの車で30分ほどの道中は熊野の山深さをあらためて実感させてくれます(道幅が狭いので、対向車には十分気を付けて走行してください)。
小学校(休校中)の横から入る林道の終点近くに筆藪滝はありますが、林道は水害のために車両通行止めになっているので、手前に車を停めて林道は徒歩で行くことになります。徒歩約20分。
低い滝ですが、広い滝つぼの水の美しさが素晴らしいです。
滝の下手の山が伐採され、水害もあり、以前とは周囲の様子が変わっていますが、滝や滝壺の美しさは変わっていないように見えます。あと30年ぐらいしたら周囲の風景も馴染んで来るでしょうか。
2021年2月撮影の写真
2021年2月撮影の動画
1分ほどの動画です。ぜひご覧ください。
(てつ)
2003.10.13 UP
2003.10.21 更新
2021.2.21 更新
参考文献
- 小坂橋淳『紀州の滝340』紀伊民報社
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