み熊野ねっと 熊野の深みへ

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熊野の聖地 地形別インデックス〜岬〜

和歌山県

聖地となった熊野の岬

岬は陸地の果て、陸と海との鋭敏な接点、すなわち陸と海がせめぎ合う場だ。岬は、陸と、そこに住まう者の触角でもある。日本人は、古来、その岬を、魂の原郷「常世」への旅立ちの場と意識し、また常世から神々が依り来る聖なる場として守り続けてきた。  

(野本寛一『神と自然の景観論 信仰環境を読む 』講談社学術文庫、49頁より引用)

和歌山県

  • 潮御崎神社 周辺海浜18ヶ村の総産土神。和歌山県串本町
  • 高山寺 田辺の古刹。縄文時代には岬の先端部であった。和歌山県田辺市

(てつ)

2012.8.13 UP
2021.3.22 更新

参考文献