日本のナショナルトラスト運動の発祥地
和歌山県田辺市の海岸にある岬のひとつ、天神崎。約21haの広い岩礁海岸。
日本のナショナルトラスト運動の発祥地として有名です。
1974年1月に天神崎を高級別荘地として開発する計画が発覚し、2月に市民が「天神崎の自然を大切にする会」を発足。募金活動を始めて集めたお金で土地を買い取り、宅地開発を阻止。
1987年に自然環境保全法人(ナショナル・トラスト法人)の第一号に認定され、1988年にはナショナル・トラスト第一回全国大会が天神崎で開催されました。
平坦な磯が広く続くので、手軽な釣り場、磯遊びの場として来訪者が多く、小中学校の遠足にもよく利用されます。
私が訪れたときもたくさんの釣り人がいました。
丸山と呼ばれる木の繁った小山があります。灯台の建物が見えますが、現在では使われていません。満潮時には島になります。
(てつ)
2009.8.14 UP
2021.2.27 更新
参考文献
リンク
天神崎へ
アクセス:JR紀伊田辺駅から明光バス目良行きで15分、終点下車、徒歩10分
駐車場:駐車場スペースあり