社殿も鳥居もない神社
一枚岩トンネルの手前から旧国道に入って数百m行くと、道路沿いに社殿のない神社があります。
社殿も鳥居もありませんが、石灯籠があるので、そこが神域であることがわかります。
『紀伊続風土記』の洞尾村:紀伊続風土記(現代語訳)の条には神社については以下のように記されています。
○宝大神森 村中にある。社はない。空神を祀るという。
この宝大神森がこの洞尾の矢倉神社のようです。神森なので、森そのものが神社であったのでしょう。空神とはいかなる神様なのでしょうか。 天狗?
横に石段があって、その上にあるのは祭具などを納める倉庫でしょうか?
(てつ)
2014.5.10 UP
2020.5.20 更新
参考文献
洞尾の矢倉神社へ
アクセス:JR串本駅から車で約25分
駐車場:駐車スペースあり