自然にできた岩穴の向こうに集落
太地湾に面した県道240号線沿いにある岩穴。
風化作用によって自然にできた洞穴で、この向こうに集落があります。
解説板より。
岩門(せきもん)
古来、和田の岩屋とか岩門(せきもん)と呼ばれていた。
紀伊続風土記には「和田の岩穴 村の端磯辺にあり。山を切抜きて門の形をなす。内に入れば村居に適せり。和田氏住居せし所といふ。」と記載されている。(和田氏とは、太地古式捕鯨の創始者のこと。)
和田氏は、この石門の内側に4、5千坪もある屋敷をもち、のちにここを和田の東屋敷と呼んだ。太地教育委員会
(てつ)
2010.7.23 UP
2020.7.7 更新
参考文献
- 『紀伊続風土記 』臨川書店
和田の岩門へ
アクセス:JR太地駅から町営じゅんかんバスで約10分、岩門バス停下車すぐ
駐車場:駐車場あり