み熊野ねっと 熊野の深みへ

blog blog twitter facebook instagam YouTube

『熊野年鑑』現代語訳 崇神

崇神天皇

現代語訳

庚子(かのえね)

初めて船を作った。10年、四道の将軍に命じて四方の国を治める。将軍の号が始まった。

24年 丁未(ひのとひつじ)

異国より額に角がある人が越前船に乗って来た。

59年 壬午(みずのえうま)

大熊が出現した。或変月日(?)。よって熊野と号した。秘記に見える。

61年 甲申(きのえさる)

9月に熊野に御幸した。

62年  乙酉(きのととり)

7月に詔があり、溜池を開き、農事を勧めた。

65年 戊子(つちのえね)

熊野では有馬村より音無郷に遷座した。これが本宮である。任那(みまな)が朝貢した。

※誤訳等ありましたらご指摘ください。

原文

庚子

始テ船ヲ作 十年四道ノ将軍ニ命シテ四方ノ国を治ム 将軍ノ号始ル

二十四 丁未

異国ヨリ額ニ角アル人越前船ニ乗来

五十九 壬午

大熊出現或変月日因テ熊野ト号ス秘記ニ見

六十一 甲申

九月熊野ニ幸ス

六十二 乙酉

七月有詔池溜ヲ開農事ヲ勧

六十五 戊子

遷坐於熊野有馬有馬村ヨリ音無郷是本宮也 任那朝貢

back next

(てつ)

2021.10.4 UP

参考文献