盗賊から地区を守るために武士の一団を雇い入れた
賀田に残る『氏寺旧記』という古文書より(『尾鷲市史』)。
黒澤明監督の映画「七人の侍」のような伝承。
戦国時代、弘治年間(1550年代)、輪内地区(三重県尾鷲市)の、曽根、嘉田、古江、梶賀の四郷は、輪内地区に横行していた盗賊から地区を守るために近江国より佐々木宇衛門を頭とする武士の一団を雇い入れた。
佐々木氏はそのまま輪内に住むつき、曽根殿と呼ばれるようになった。
(てつ)
2005.6.25 UP
2022.7.17 更新
参考文献
- 中日新聞(牟婁版)2005.6.23
- 小倉肇『古道散歩(世界遺産とその周辺)曽根の大クス』