山本玄峰老師の誕生日
3月14日は玄峰老師の誕生日です。
玄峰老師は湯の峰出身の禅僧で、日本の近代史に大きな影響を与えた大人物です。
無条件降伏を勧め、また天皇を国家の「象徴」と定義するよう発案するなど、鈴木貫太郎首相などの相談役を努めました。
玄峰老師の名は知らなくとも、太平洋戦争における日本の降伏を国民に伝えた玉音放送(1945年8月15日)の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という言葉は誰もが聞いたことがあることと思います。
これは玄峰老師が鈴木貫太郎首相に送った書簡の中にあった「忍び難きをよく忍び、行じ難きをよく行じて」という文言を元にしているのだと考えられています。この文言は禅宗の始祖・達磨大師の言葉で、それを引いて玄峰老師は終戦に向けて尽力する鈴木首相を励ましました。
玄峰老師は1866年3月14日(慶応2年1月28日)に湯の峰温泉の旅館・芳野屋(現・あづまや旅館)で生まれました。
山本玄峰老師について動画で
山本玄峰老師について動画で少しお話しました。4分ほどの動画です。ぜひご覧ください。
(てつ)
2020.2.10 更新
2021.3.25
更新
参考文献
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