室町時代の創建と伝わる熊野神社
知多郡阿久比町大字板川向24-2?
神社の前に用水があり、「くまのはし」と名盤がある石橋を渡る。
鳥居付近は、大きな木があるが奥の境内は工事中のため明るいだけであった。
少し殺風景な中に頑丈そうな本殿があり、近くでみると風格を感じる本殿でした。
西側に「酒造神 松尾大明神石碑」への案内版を見つけたが足元が悪いため、断念しました。
酒処知多をお見せできるチャンスであったのに残念です。
鳥居横に設置された案内版。
本殿の遠景です。工事中のため前が寂しい。
本殿です。
御祭神
伊弉册命 速玉男命 事解之男命
御由緒
建武年間(1334~36)に奉祀されたと伝承されている。
神社文書によると、楠木正成の家臣沢田氏は湊川での敗戦後、山城宇治郡の三宝院に入り、修験道の山法師となった。
その後、枳豆志庄(きずししょう:現在の武豊町一帯)の安喰(あぐい)が三宝院に寄進された時、枳豆志の司役(しえき)
として派遣された石田某に従って当地に来て、紀州熊野三所権現を分祀したのがはじまりといわれている。
(町教育委員会が境内に設置した案内版より抜粋)
(河合さん)
No.1089
2009.10.5 UP
2021.5.21 更新