江戸時代後期の勧請と伝わる熊野神社
旧海部郡佐織町大字古瀬宮西444
神社は、旧海部郡佐織町の中心近くにありますが、田舎の町ですので周囲は住宅と農地の混在地帯です。
勝幡駅をはさんで約1キロ北に勝幡城跡があります。
信長は、天文3年(1534)那古野城や古渡城と生誕と言われてきましたが、最近では、勝幡城で誕生説が通説となっています。
ここの熊野社は、信長生誕約300年後に勧請されており直接関係はないですが、中島郡と海部郡の境にある交通の要所でもありました。
神社の由緒
『佐織町史』から引用。
御祭神 伊邪那岐命
創立年月日不詳。
文政年間(1818~1829)頃、紀州熊野本宮へ代表が参拝し、祭神を奉持し氏神として祭ると、古老より言い伝え聞く。(神社明細調査書)
火の見櫓が目ざわりですが、境内の奥には、高木が取り巻いています。
幹線道路から外れていますが、今回も鎮守の森が目印になりました。
(河合さん)
No.926
2009.4.3 UP
2021.5.21 更新
参考文献
- 『佐織町史』