江戸時代には臨済宗祥雲寺に祭られていた熊野神社
犬山市大字犬山字東古券228
熊野神社は、国宝犬山城の城下町の一角にあります。
以前も車に乗りながら探したのですが、古い町のため道路も狭く、断念し、家内を助手に再度の挑戦で参拝できました。主要道路から一軒奥に入った場所にありました。
城下町の中にありながら敷地は、思ったより広く感じました。
犬山は、からくり人形を備えた13輌の山車(犬山では、車山という)が勢ぞろいする犬山祭りが有名ですが、その山車倉が敷地内にあり、犬山らしいと思いました。
御祭神
伊那那岐神、速玉男之神
御由緒
勧請年月日は不詳であるが、寛文8年(1668)に再建された。
江戸時代は、臨済宗祥雲寺に祭られていたが明治時代に分離された。
拝殿内の扁額です。左右に釣り灯ろうがあり、私は珍しく見えました。
本殿です。コンパクトですが、周囲を囲い、敷地も高くしてあり、格調高く見えました。
山車倉。
住吉壱は、インターネットで調べたら、山車名(犬山では、車山という)で、「住吉・白楽天」のからくりに因むという。
山車名の上にある熊を囲った文字は、熊野神社を意味すると思います。
(河合さん)
No.953
2009.5.19 UP
2021.6.29 更新