酒造の神を祀る酒見神社の境内社
熊野権現社は酒見神社本殿の西側に配置され、側に明治100年記念として御遷座された記念碑がある。
詳細を神社前の民家で尋ねたが、詳細は不明であるとの回答でした。
御遷座記念石碑。
酒見神社
酒見神社正面。珍しい北向きです。お伊勢さんに向かってお参りすることになります。
酒見神社本殿。
皇太神宮遥拝所。酒見神社東側に設けられています。
もちろん礼拝方向はお伊勢さん(及び熊野社さん)の方向である南です。
酒見神社由緒
『一宮の文化財めぐり』(S53 一宮市教育委員会発行)より。
酒見神社(倭姫命15番目御聖跡)由緒
祭神
天照皇大御神、倭姫命 酒弥豆男命(さかみづのおとこ)、酒弥豆女命(さかみづめにみこと)
概要
延喜式の古社で、倭姫命がここにとどまったと伝えられる。
この神社は北向きで、伊勢神宮に向かって遥拝所として、本殿奥の倭姫社は四方に壁のない社殿で珍しい。
酒の神をまつり、黒酒(くろき)、白酒(しろき)を納めたといわれる鎌倉時代の常滑焼大甕が社殿のそばに、酒を造るのに用いたと伝えられる酒槽石が社前にある。
(河合さん)
No.185
2003.7.3 UP
2021.7.1 更新