鎌倉時代後期の勧請と伝わる熊野神社
愛知県一宮市森本3丁目6-8?
繊維都市一宮の南部にある神社です。昭和40年代までは、普通の田舎でした。
昭和53年、都市計画が施工され、繊維卸団地が近くにできたように大きく変化しました。
多くの道路ができ、神社も幹線道路から外れました。
このため、前を通ることもなく、熊野社関係と知らないままであった可能性が高かったと思います。
この参拝記に報告しているご縁もあり、知ることができました。
感謝!
拝殿。洪水に備えて一段と高くしてあります。
神社由緒。昭和53年区画整理事業で移転、本殿を造営した記念碑です。
御祭神
伊弉諾尊 伊弉冉尊
御由緒
境内にある由緒から引用。
森本村氏子の御加護を祈念し、延慶3年(1310)、紀伊国熊野神社より御分霊を勧請し、代々崇敬してきた。
常夜灯。正面から見ると大小の常夜灯が対で並んでいます。
小さいのは風格があり、観察すると、南面に「十二社大権現」北面に「文化十四年十二月」と彫られています。インターネットで調べると、文化14年は西暦1817年と約200年前になります。
(河合さん)
No.911
2009.3.18 UP
2021.7.1 更新