紀州より移住した鈴木某による創建と伝わる熊野神社
江南市大字中奈良字熊野46番地
熊野社は、地方都市の郷中(集落の中)にあり、普段は参拝や付近を通過することも想像できない場所にあります。
神社の場所を検索すると、神社の近くを新しい幹線道路ができ、開店直後の回転寿司店に家族で数回来店した場所から見える範囲にあり、スムーズに参拝することができました。
神社の印象は郷中の小ぶりな境内でしたが、熊野公民館が併設されており、地域に溶け込んでいるお宮さんという印象を受けました。
境内入口の社標と境内。赤い屋根が熊野公民館です。
本殿です。
本殿前「熊野社」銘の扁額です。
御祭神
伊邪那美神
櫛御気之命
御由緒
江南市史によると、創建は不詳であるが、天和3年(1683)6月に再建したものとされる。
なお、言い伝えによると、「その昔、紀州より鈴木某が当地に来て居住するようになった。たまたま、老後の夢枕に熊野権現が現れたことから、郷里の御祭神をお祭した」のが、当社の始まりといわれる。
<江南市史より抜粋>
(河合さん)
No.969
2009.6.5 UP
2022.2.23 更新
参考文献
- 『江南市史』