もと熊野社、江戸時代に神明社を合祀
当社は、一見すると普通の神社であるが、鳥居横の神社名が彫られている石柱が二本あり、右に「熊野社」、左に「神明社」となっています。
神明社拝殿
たまたま境内に地元の方がおられ、経緯を聞きますと、本来は熊野社であったが、江戸時代に神明社(お伊勢さん信仰)が盛んになり、合祀されたらしいとのことです。
熊野社本殿
熊野社本殿アップ
このため正面にある神明社拝殿横にいられる「熊野社拝殿」は、姿かたちは小ぶりですが、背面横に彫刻が彫られ、それなりの風格を感じることができます。
境内地の切り株
調査日は、6月でしたが、境内の楠の大木の切り株から、たくさんの新芽がでておりました。
(儀平の饅頭食べ隊さん)
No.610
2006.9.15 UP
2021.5.21 更新