大正初めに熊野権現社を合祀
名古屋市南区呼続4丁目27-39?
この神社は、名鉄「桜駅」西の古墳の上に社殿があります。
先の石碑には、かって同区鯛取通1丁目付近(同所から北北東約1キロ)にあった「熊野権現社」は当時の氏子が13戸で、松杉などの大木が茂る約500坪の境内地であったが、時の流れと神社法改正により、大正5年(1916)に神明社に合祀されたと記載されています。
桜神明社拝殿
また、「熊野三社」は平安時代の創祀で本地垂迹記によると多くの僧侶を有し、修験者の道場として知られていたという。
ご神体は、薬師如来の垂迹として仏像に似た御神像を伝えるとされる。
桜神明社拝殿
従前の境内があった南区鯛取通1丁目(地下鉄鶴里駅)は、鎌倉街道(の中の道)推定線付近にあり、東西交通の要所でした。
熊野三社合祀乃石碑
熊野三社と当社の位置が分かる図です。
画像をクリックすると
大きなサイズで見ることができます。
(河合さん)
No.611
2006.9.17 UP
2021.5.21 更新