戦国時代の勧請と伝わる熊野神社
(旧宝飯郡音羽町大字萩字西馬場17番地)
豊川市萩町西馬場10?
当社鎮座地は、東名高速道路音羽蒲郡ICの北約2キロに位置しますが、中山間のため道が曲りくねり見晴らし悪く、ナビ表示もなく、到達点付近を周遊してしまいました。
農作業に出かける地元の人に出会い、道を尋ねると、比較的近くにおり、数分で神社に到達し、参拝できました。
郷中の道に面した常夜灯と奥に見える鳥居。
参道中段にある鳥居です。
横からの拝殿・本殿です。山の傾斜を利用して本殿は一段と高くなっています。
拝殿の扁額です。
御祭神
伊弉册尊 事解男尊 速玉男尊
御由緒
社蔵の棟札十数枚あれど文字不明で創建は明らかでない。
天文年間(1532~54)萩村龍源寺の応宗和尚が山門の守護神として紀伊国熊野三社権現を勧請する。応宗和尚隠居の時、室の郷の今の社地に移し、社殿を建て産土神として村民崇敬する。
宝永年間(1704~10)より鍋島内匠頭、相良城主、徳川代官所磐城城主安藤対馬守の祈願所となる。領主、代官らの崇敬あつく度々武運を祈願した。
(愛知県神社名鑑)
(河合さん)
No.1058
2009.9.5 UP
2022.3.29 更新
参考文献
- 『愛知県神社名鑑』