鎌倉時代に領主鈴木氏の祖先が勧請した熊野神社
当社も、地図で位置を確認し現地に赴くも予想を外れ、目標の皆福寺周辺をウロウロする。
ようやく、地元の人を見つけ、普段は人が通らない道を教えられ、何とか参拝できました。
熊野神社は、余り手入れされていない里山の中にあり、鳥居も傾斜の上に窮屈そうに建てられていました。
帰途、緩やかな道を見つけ進む中に放棄された民家が竹に侵食(竹が屋根を破り、伸びている)された状況に、日本の里山の現状を見た思いです。
御祭神
伊邪那岐命
御由緒
社伝に、貞永2年(1233)9月、領主鈴木氏の祖先が紀州より勧請し、その後代々の領主信仰あり。
(愛知県神社名鑑より)
傾斜地に立つ鳥居。前からは撮影不可能です。鳥居の右足元、草の中に階段があります。
拝殿の天井には、「奉納熊野神社」の額が掛けられています。
拝殿から鳥居を見ると直線ですが、急勾配となっています。
(河合さん)
No.1009
2009.7.17 UP
2021.5.27 更新
参考文献
- 『愛知県神社名鑑』