(旧北設楽郡稲武町大字桑原字上神田219)
旧稲武町集落の近在にありますが、取り付け道路は木の間を向ける山道です。
見通しできないため、目当てをつけた地点で
車を降り徒歩で探す。
幸運にも選択した道が参道であり、神社の横手に到達できた。
神社は質素であったが、良く見ると凝った造りであり、木の由緒記も山国らしく嬉しく楽しい神社でした。
鳥居の左に木製の由緒記があります。
壁がないさし掛けの拝殿です。
雨除けで保護された本殿です。周囲を木杭で囲まれています。
御祭神
伊邪那美命 事解男命 速玉男命
櫛御気野命 今木神 久度神 古開神 此売神
御由緒
文禄3年(1594)12月、社殿を再建した棟札があるので、これより古く400年以上前になることは確かであるが、
創建は不明である。
宝永3年(1706)の頃には熊野権現、または平野権現と言われ、武節村、桑原村の氏神様であった。
明治5年、熊野神社、平野神社となり、明治40年平野神社が廃社となり同社祭神が合祀された。
(境内由緒記)
(河合さん)
No.1115
2009.10.31 UP
2021.6.2 更新