江戸時代中期に領主鈴木氏が勧請
(旧東加茂郡足助町大字下国谷字宮坂49)
当社は、県道岡崎足助線から並行している巴川を渡り、地図では丘陵地帯に鎮座しています。
最初はカーナビで集落に入るも、進入口が不明なため、一周し、県道に戻り、農作業をしている老婦人に道を聞くことができた。
しかし、山の中であるため簡単に説明できないとして大まかな位置をお聞きする。
再度、集落に戻り、人を探すと車が通りかかり、道を尋ねると「紀州から直接勧請された熊野さんだよ」と誇らしげに語り、神社に続く山道の入口まで案内をされ、その後、初めて見る電気柵の横を恐る恐る進み何とか参拝できました。
小山の頂上にある熊野社の境内。
鳥居の前は、傾斜地であり、参道は拝殿との中間になります。
拝殿の天井には、左右に「三羽の八咫(やた)烏」の額が掛けられています。
入口に設置されている電気柵。物知りの話では、低い柵は、鼻が弱点の猪対策との説明でした。
御祭神
事解之男命 速玉之男命 伊邪那美命
御由緒
創建は明らかでない。往古より下国谷の産土神として鎮座、村民崇敬を集める。
(愛知県神社名鑑より)
(河合さん)
No.1008
2009.7.16 UP
2021.6.4 更新
参考文献
- 『愛知県神社名鑑』