津島市の東部にあり、名古屋と連絡する県道の一本奥にあり、私を含め他所の人は通らない場所にあります。
このため、強い雨の中でもあり、参拝するためのルート探しから難儀しました。
見つけた熊野社は、他と異なる印象を感じました。
撮影を終えて改めて全景を観察すると民家のようなイメージです。
先ほど、改めて写真を見て玉垣がないことに気づきました。
この外観が先のイメージの要因と思います。
鳥居から拝殿を望む。
田舎にしては狭い境内のため、南西から入り南の半ばから曲り、鳥居から拝殿、本殿と南北に並んでいます。
拝殿です。規模は、尾張部では平均的な大きさです。
神社の全景です。市道から奥に入り、更に横(東)にまがった先にあります。
境内は、農家の数軒分の大きさですが、玉垣もないため民家(農家)の屋敷と錯覚しました。
御由緒
八方手を尽くし入手した資料では、 天保の村絵図では集落内に熊野権現社として描かれているとの説明を見つけました。
津島市史などは津島神社の記述が多く、郡部の熊野社などの記載がないため、これ以上の情報は不明でした。
(河合さん)
No.964
2009.5.30 UP
2021.6.4 更新