五十猛神をお祭りする熊野神社
(旧山本郡八竜町鵜川字宮比台26)
お祭り
例大祭 9月14日
祭神
五十猛神、大山咋命、火産靈神、天照大神
交通案内
奥羽本線 森岳駅より 西4km
神社御由緒
創建、勧請時期は不詳。
昔阿倍比羅夫が蝦夷討伐の際このあたりに上陸し、その時、船をつないだという大木があり、神木と呼んでいたが、立枯れた後台風によって倒れ、今は跡のみが残る。
一本松の木彫りの竜頭が所蔵されている。
五十猛命は樹木神や武神として祀られる場合があり、阿倍比羅夫が紀州から勧請したものなら、武力神として伊太祁曽神社からの勧請の可能性もある。紀の国の神だから有名な熊野の名を神社名としたのかも知れない。
お姿
五十猛命が祀られている神社参拝を続けてきたが、この社は私としての最北端となった。
森岳駅から西に行くと杉の宮神社がある。更に神明社が見え、なんと昼寝と言う地名を通り、薬師神社を過ぎれば熊野神社である。個人のお家のなかに八竜幼稚園がある。そのお家の左側道を少し登ると神社が鎮座する。
日頃は殆ど手入れがなされていないようである。大きいブナの木がある。
(神奈備さん)
No.107
2001.11.17 UP
2020.5.24 更新