星野氏の祖、星野胤実により勧請された熊野神社
熊野神社(中腹の駐車場)現地案内板によりますと、左側の奇岩が船着き岩、富士山型の山が権現山と思われます。
(写真は、熊野神社へ向かう車窓から)
山深い場所に祀られた神社ですが、地元の皆様の手によって掃除が行き届いています。
(ありがとうございます。)
随神門
心字池に掛かる神橋(石橋)
現地案内板によりますと、こちらの石橋は、上陽の石橋などを手掛けた石工・橋本勘五郎の作とのことです。
光彩
室山熊野神社の拝殿
社額
御本殿の背後は磐座では?
新宮市、神倉神社のゴトビキ岩を思い出します。
室山熊野神社御由緒(現地案内板より)
室山熊野神社
村指定文化財・史跡
御祭神
伊弉諾尊(イザナギノミコト)
速玉男命(ハヤタマオノミコト)
素戔嗚尊(スサノオノミコト)古くは室山権現とも、無漏山(むろやま)十二社権現とも称しました。
また、明治までの神仏混淆の時代には、山上に無漏山泡来院岩念寺という神宮寺もありました。星野氏の始祖である八郎胤実(はちろう たねざね)が、一族の繁栄と武運長久・領民の平穏を祈念して、嘉禄2年(西暦1226年)に、紀州熊野権現を勧請して守護神としたことに始まります。
慶長12年(1607年)に焼失したものが、元禄12年(1699年)に再建されて今日に至っています。
また、南北朝時代以降は、阿蘇山伏の峰入り修行の中心的な場所でもありました。
明治始めの神仏分離に際して、岩念寺は破却され、室山熊野神社として残り、今に全村民の鎮守社として崇敬されています。(中略)
平成6年12月 星野村教育委員会
狛犬(右)
狛犬(左)
(瀬音さん)
No.1801
2015.11.5 UP
2020.8.28 更新