会津若松市北会津町安良田453?
県道72号線が直角に曲がるところを南東に進んだ先、安良田集落の中に鎮座。
真言宗豊山派東泉寺が近い。
木々に囲まれた境内には、石祠が散在。
また「飯豊山供養塔」「二十三夜供養塔」など石塔が祀られている。
社殿は平成に改築されたようでまだ新しい。
御祭神
伊弉冉尊
事解男命
速玉男命
御由緒
不詳
安良田集落の北面の北村にある。
天暦元年(1184)創建、天正の頃(1573-91)地頭相沢七右衛門盛宗が敬神の念厚く、宮田と呼ぶ田圃を社領とし、神事祭礼は厳粛に行われていた。
元禄三年(1690)再建。
(祭神、由緒は「北会津村史」参照)
「新編会津風土記」の荒田村の項に、
熊野宮 境内東西九間南北十三間、免除地 北村にあり、
鎮座の時代詳ならす、鳥居・拝殿あり
と記述されている。
供養塔
供養塔
(TATSUさん)
No.1615
2012.10.5 UP
2022.5.10 更新
参考文献
- 『北会津村史』
- 『新編会津風土記』