(会津若松市大戸町小塩字関谷1461)
会津鉄道芦ノ牧温泉駅より国道118号線を南に進む。
途中国道を離れ闇川橋を渡り阿賀川に沿った道を進む。
下小塩のバス停より左側の会津鉄道の線路を渡り、
山腹の道をしばらく行くと左側に鎮座している。
鳥居の周りには、石灯籠、石祠が散在している。
鳥居の扁額には「熊野・八幡神社」と刻まれている。
石段を登った小高いところに社殿が祀られている。
拝殿にも扁額が架けられており、それには鳥居と異なり「二柱神社」と刻まれている。
二柱とは熊野と八幡のことだろう。
「新編会津風土記」には同じ小塩村の項に、「八幡神社」の存在が記述されている。
現在の地図には記載がないので、いつの時期にか熊野神社に合祀されたのかもしれない。
御祭神
伊弉諾神
伊弉冊神
(祭神は「福島県北会津郡郷土史」参照)
御由緒
不詳
「新編会津風土記」の小塩村の項には、
熊野宮 境内 東西十六間 南北二十六間、免除地 村東にあり、鎮座の年月を知らす、鳥居あり
と記述されている。
(TATSUさん)
No.1742
2013.6.17 UP
2022.5.17 更新
参考文献
- 『福島県北会津郡郷土史』
- 『新編会津風土記』