福島市飯坂町茂庭字堂ノ上?
福島交通飯坂線飯坂温泉駅より国道399号線を北に向かう。
秋庭バス停の近く、国道沿いに鳥居が立つ。
そばには寛政十年(1798)の銘がある「湯殿山」の石碑が立つ。
境内には「熊野神社の由来」の掲示がある。社殿の前は広場になっている。
拝殿の左右に立つ石灯籠には嘉永三年(1850)九月の銘がある。
周囲には「二十三夜供養塔」「百万遍供養塔」「庚申供養塔」等の石祠、石塔が散在している。
御祭神
伊弉諾尊
(「福島県神社明細帳」より)
御由緒
不詳
紀州名草の村長鈴木塞湖翁が紀伊国熊野神社にもっとも深い家系を持つ飯坂大鳥城城主の佐藤庄司基治の妻佐藤継信忠信の母乙和の方を頼って直接熊野から
この茂庭秋庭の地に勧請した熊野神社である。建立は治承寿永の年間と言われている。
(社前の「熊野神社の由来」より抜粋)
しかし「福島県神社明細帳」には宝暦五乙亥年八月十九日の勧請とされている。
旧神号 熊野大権現、明治四年二月熊野神社と改称。
(TATSUさん)
No.1783
2013.12.18 UP
2022.5.4 更新
参考文献
- 『福島県神社明細帳』