江戸初期に上杉景勝の家臣が当地を開墾し村落を開くときに勧請
福島市笹谷前田53-1?
福島交通飯坂線の笹谷駅より西方に徒歩20分ほど。
境内は広く遊具も設置されている。
一の鳥居と二の鳥居の間の石灯籠には文化十年(1613)、嘉永三年(1850)の銘がある。
二の鳥居をくぐった先、拝殿の左奥には「弁財天」の祠が祀られている他、周囲には多くの石祠、石塔、石仏も祀られている。
御祭神
伊邪那美命
御由緒
社伝によれば、元和年間(1615-1618)に、上杉景勝の家臣青木・吉原・長井の3氏が当地に居住していて、荒れ地を開墾して村落を開くときにこの地の無事円満の祈願を立て熊野神社を鎮祭した。
また、寛永年間には、同上杉の家臣阿部薩摩が、再開墾して願祈満願のため、社前に大梵鐘を奉納し、寛文十年代官国史半兵衛名主越中、下大笹生・大谷地・上大笹生・町大笹生の土地御調べの御縄鎮守熊野神社に納祀した。
(祭神、由緒は社前の掲示板による)
(TATSUさん)
No.1574
2012.5.3 UP
2022.3.30 更新