室町時代の勧請と伝わる熊野神社
大野一小の北側に鎮座している。
県道363号線から真言宗福寿院への道を北上し左折し少し進み、そこから北方山側に右折し山道を登っていく。
赤い両部鳥居が見え、そこから石段になっている。
境内に入ってすぐ右に、手水石と石灯籠がある。
拝殿前には石灯籠。
右の少し下ったところに境内社が祀られているが中の棟札から八坂神社らしい。
拝殿には鈴と鰐口が両方ぶら下がっている。
本殿は大きな覆屋に覆われよく見ることができない。
御祭神
速玉雄命
御由緒
不詳
創建は、永享元年(1429)中島館主四倉新十郎が守護神として勧請したと社伝にいう。
寛永三年(1626)社殿をはじめ棟札、古記録をすべて焼失。寛永四年(1627)再建。
文政十一年(1828)社殿を焼失。文政十二年(1829)造営。
本田は大正九年(1920)にも改修、現在に至る。
(祭神、由緒は、小泉明正『浜通りの熊野神社めぐり』(歴史春秋出版)参照)
(TATSUさん)
No.1684
2013.2.4 UP
2020.3.30 更新
参考文献
- 小泉明正『浜通りの熊野神社めぐり』歴史春秋出版
リンク