鎌倉時代中期の勧請と伝わる熊野神社
国道399号線の高儘入口バス停の先を右折し東に進むと真似井川に行き当たる。
川に沿って進み、熊野橋をわたり集落の中に進む。
その先パイプ製の赤い鳥居が立ち、そこから民家の間に参道が延びている。
赤い明神鳥居が立ち、石段と山道を登っていくと、山頂に熊野神社拝殿と境内社が祀られている。
拝殿内部
境内社
境内社は稲荷神社のようだ。
御祭神
伊邪那美命
事解之男命
速玉之男命
御由緒
不詳
仁治元年(1240)六月十九日二条館主大竹四郎兵衛が勧請し、後山名伊豆守寿久を斎主として神社を祀ったと伝わる。
文明年間(1469~87)館主岩城由隆が社殿を造営。
享和元年(1801)、文政十二年(1829)社殿の修復、造営が行われた。
(祭神、由緒は、小泉明正『浜通りの熊野神社めぐり』(歴史春秋出版)参照)
(TATSUさん)
No.1674
2013.1.25 UP
2022.4.2 更新
参考文献
- 小泉明正『浜通りの熊野神社めぐり』歴史春秋出版
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