通称「丸竹」、御神体は金のチャボ
(旧岐阜県本巣郡穂積町大字本田字丸竹870)
神社名簿を基にカーナビ頼りに瑞穂市内を移動し、本田地区の旧集落内を探すも外ればかりであった。
偶然、地元特産の富裕柿の剪定手入れをしている人を発見し、田の中にある熊野神社を教えていただく。
近くに移動するが、旧来の参道は狭く、
田の畔道(狭い道)状態のため、大回りして神社に到達できました。
しかし、社標や本殿に神社銘がなく、近くの喫茶店で昼食をとり、熊野社であることや、次に参拝する熊野神社の位置情報を入手しました。
幟立てがある境内入口。
境内奥の本殿です。田の中の神社という道案内でしたが、西側では多くの分譲住宅が建築中でした。
由緒等<穂積町史通史編 昭和54年発行>
祭神
家津御子神 熊野夫須美命 速玉之男神 伊弉那美命
創建
創建年月不詳
御由緒
口伝によれば、ご神体は「金のチャボ」とされ、 霊験あって参拝者はおびただしく、安八郡墨俣に大門があり鳥居が建てられていた。
通行人が馬上、または乗籠のまま通ると何かの祟りがあるといって恐れ、鳥居を除き大門を現在のように狭めて、表口を閉じ、大門の右より入るように改めたと伝える。
通称「丸竹」といい、熊野神社とは誰も言わない程、通称でよく知られた。
(河合さん)
No.1406
2011.2.5 UP
2020.9.18 更新
参考文献
- 『穂積町史通史編』