場所
伊勢崎市街より群馬県道24号線を東に進み、上の宮バス停の西側の道を南下して行くと、上之宮町区会議所の西側に倭文(しどり)神社が鎮座している。
「延喜式神名帳」にその名を記載されている。
延喜式神名帳の上野十二社 九之宮「従一位倭文大明神」である(主祭神 天羽槌雄命)。
赤い欄干の小さな橋を渡り赤い両部鳥居をくぐると境内である。参道途中右側には社務所がある。
参道左側には石碑があり、裏の林の周辺がかつて水があったような堀になっており、その奥に弁財天神社の祠が祀られている。その奥には神楽殿もある。 また拝殿の左側には磐座が祀られている。
拝殿の周りには多くの石碑、石祠、小祠が祀られており、表示があるものだけでも、拝殿左に「八坂神社」、裏には左から、「熊野神社」「市杵嶋神社」「八幡神社」「天満神社」「天神社」「三社神社」、右には「霊符神」「蚕霊神社」が祀られている。
境内の東にも鳥居が立ち、その側には、「社日社」「少彦名神」「道祖神」「双体道祖神」「道祖神」の石碑がある。
向かっていちばん左が熊野神社。
御祭神
国常立命(熊野神社の祭神)
御由緒
不詳
明治十二年の「上野国神社明細帳」に境内社の一つとして記載されている。
(祭神、由緒は「上野国神社明細帳」参照)
(TATSUさん)
No.1546
2012.2.19 UP
2021.2.7 更新
参考文献
- 『上野国神社明細帳』