(旧利根郡岩本村字巻)
JR上越線岩本駅より線路に沿って南に800m、徒歩15分ほど。
バス停分教場下の先で線路を渡り南に少し。線路沿いに鳥居が立つ。
鳥居のわきに社務所らしきものがあり、そこから30数段の急な石段を登ったところに山を背にして社殿が建つ。
社前の狛犬の表情が面白い。
境内には拝殿の右に赤い鳥居の境内社が一社、そのほか石祠が散在している。
拝殿の中には、3社の本殿が祀られている。
ただ右側はお神輿か?
御祭神
櫛御氣野命
御由緒
不詳
明治初期、岩本村には熊野神社の他、村社として児持神社、諏訪神社が存在した。
3社共に明治四十一年四月十六日に川田神社に合祀された。
地図によっては、「岩本神社」と記載されているものもあるが、鳥居の神額には「熊野宮」と表示されている。
戦後分祀され旧熊野神社に3社が祀られ、地名にちなんで改称されたものと思われる。
(御祭神、由緒は「上野国神社明細帳」より参照)
(TATSUさん)
No.1492
2011.8.17 UP
2021.5.14 更新
参考文献
- 『上野国神社明細帳』