明治時代末期に合祀されたが、現存
東武小泉線竜舞駅下車徒歩10分ほど。
下車後、群馬県道2号線を東に進むと賀茂神社の大きな鳥居がある。
鳥居をくぐりしばらく進むと左側に鎮座している。
賀茂神社鳥居
拝殿には、赤城神社と熊野神社の二社の神額が掲げられている。
拝殿内には本殿の他木製の狛犬が祀られている。
御祭神
櫛御氣野命
御由緒
不詳
治承三年(1179)新田氏の先祖が熊野三社権現に参詣したとき、武家の守護神とし、併せて万民安楽を願ってこの地に分霊してお祀りし、なを上野国の鎮守である赤城大明神を合祀し、新田氏の要請により下向した、十二所坊に之を守護させた。
以下 略(境内掲示の「権現様由来記」参照)
竜舞村字権現に鎮座の熊野神社は、明治四十一年四月十四日に同村の賀茂神社に合祀された。
しかし現在も社殿は存続し崇敬されている。
(祭神、由緒ともに、明治十二年編「上野国神社明細帳」参照)
(TATSUさん)
No.1400
2011.1.22 UP
2021.5.17 更新
参考文献
- 『上野国神社明細帳』