諏訪神社の末社
有馬の熊野神社より関越自動車道をくぐり、東に徒歩30分程度。
元禄十五年(1702)奉納の鳥居をくぐると正面に諏訪神社の社殿。
右手に境内社の八坂神社、金毘羅宮。
左手には稲荷神社、天満宮のほか多くの石祠が祀られている。
また神楽殿もあり、ここでは市指定重要無形文化財「八木原諏訪神社の太々神楽」が四月に奉納されている。
元禄八年(1695)寄進の手洗石や文政四年(1821)作の常夜塔がある。
熊野神社の石祠は拝殿左側に祀られている。
御祭神
櫛御氣野命(熊野社の祭神)
御由緒
不詳
明治十二年編纂の「上野国神社明細帳」には、西群馬郡八木原村字河原皆戸の諏訪神社の末社として以下の神社が記載されている。
琴平社、飯綱社、猿田彦社、八坂社、秋葉社、菅原社、稲荷社、日光社、神明社、蛭子社、早尾社、十二社、神明社、熊野社。この神社が現在も祀られている。
(TATSUさん)
No.1585
2012.7.30 UP
2021.5.17 更新
参考文献
- 『上野国神社明細帳』