(旧津名郡五色町別処595)
場所
淡路島は、鉄道が施設されておらず、須磨より橋を渡るか、明石より舟で岩屋に渡り、そこから、バスに頼るしかありません。高速道路の開通以来、路線バスの減便がされているようです。
岩屋より郡家乗り換え、五色バスセンター下車徒歩20分。ちょうど雪が降り始めました。
神社は、道路に面して鎮座していました。
道路より石段を登ると広場になっており、低い鳥居が立っている。その先に石垣が築かれその上に社殿が建てられていました。
石灯籠、手水舎には、嘉永、安政の銘が刻まれていました。
また、本殿のすぐ横には木製の狛犬がありなかなかいい表情をされてました。
御祭神
国常立神(クニノトコタチノカミ)
豊雲野神(トヨクモノノカミ)
御由緒
創建年月は不詳。
紀州の浪人渡邊清海、当国別処に来りて、開発するに際して熊野より勧請したるものと伝ふ。
寛文年間火災により焼失。元禄十一年本殿を新築。
(御祭神とも、兵庫県神社誌より参照)
その他
豊雲野神は熊野神社の御祭神としては初めてお目にかかりました。
調べると、神々の誕生において、国常立神と同時に生まれ、神世七代の神々の一柱です。
熊野那智大社の「一万宮・十万宮」 の御祭神とされています。
境内社
お祭りされていましたが御祭神の表示がありませんでした。
(TATSUさん)
No.384
2005.3.19 UP
2021.5.20 更新